ラメラ美容法は、角層内の角層細胞間脂質に着目

ラメラ美容法ラメラ美容法は、角層内の角層細胞間脂質に着目

角層細胞間脂質とは

角層細胞間脂質とは

表皮の一番外側にある角層細胞の間にびっしりと並んで肌内部を守っている脂質のことを角層細胞間脂質といいます。

左の図の、一番上と一番下に細長く描かれているのが角層細胞です。それぞれ薄い層をつくっていることが分かります。

その間を埋めているのが、リン脂質などでできた角層細胞間脂質です。図のように、油の足に水分の胴体がついたような形をしています。油は油どうし、水は水どうし引かれあうので、図のようにきれいに整列するのです。

水の胴体どうしが並んだ間には、さらに水の層がつくられます。こうして肌の表面近くの角層に水の層が保たれることで、肌はうるおいと弾力を持ち、紫外線などの刺激から肌の奥を守っているのです。フェースの化粧品で生コラーゲンを肌に入れると、こうした水の層に生コラーゲンが入ります。生コラーゲンは三重らせん構造なのでとても保水力が高く、肌をみずみずしく保ちます。

肌がダメージを受けると…

ややダメージ肌の断面図
ややダメージ肌の断面図

ラメラ構造の乱れが発生すると、角層細胞間脂質が欠け始め、水分蒸散量が増え、角層細胞をつなぎ留める力も低下していきます。

かなりダメージ肌の断面図
かなりダメージ肌の断面図

さらに進むと、本来は肌に留まっているはずの角層細胞まで落ちてしまい、肌表面がデコボコになり、ツヤや透明感もなくなります。

ここまで行くとバリア機能が大幅に低下し、外的刺激などにも弱くなっているため、さらにラメラ構造が崩れ、肌状態はより悪くなる、という悪循環に入ってしまいます。

フェースのリポソームが行うこと

フェースのリポソームが行うこと

フェース独自の浸透技術「MC2X」でも、特許技術であるフェース生コラーゲンでも、有用成分を含んだリポソームという小さな粒が活躍しています。

このリポソームは、とても小さな球体であるため、より肌に浸透しやすく、有用成分やコラーゲン、ヒアルロン酸などを必要な場所まで送り届けることができますが、それだけではありません。

角層細胞間脂質は、水と油からできたリン脂質などでつくられています。

フェースのリポソームはリン脂質を内包しており、リポソームが肌に入り込むと、カプセルがはじけて有用成分を届け、リポソームに内包されたリン脂質が角層細胞間脂質の欠けていたところを埋め、角層を整えるのです。